街中や道路を走っていて見かける看板。
見えている部分以外にも、風や地震の揺れに
耐えるため地中に大きな基礎が埋められています。
今回ご紹介するのはS社・W社様からいただいた
看板基礎の施工模様です。
まずは現地調査。今回2か所に看板を新設されるとのこと。
設置箇所周囲の障害物や交通の状況を確認します。
真上に軒があってバックホウやクレーンでは厳しそう…
ミキサー車を止められる所からネコ(一輪車)で人力作業です。
しかしなぜこれの名前が猫なんでしょうね?
どこからどう見ても猫型には見えませんが。
ウィキペディア先生曰く、一輪で狭い通路(猫足場=catwalk)を
入れるからという説が有力とのことですが…
裏手にはまた立派な木。壁下越えて根がなければいいですが。
木造の日本家屋に立派な石積みの壁。
さて、ここはどこの施設でしょうか?
工事に入って掘削。軒下はスコップで掘り、
ドリルではつり、ネコで運ぶの繰り返し。
こちらはスペースがあったのでバックホウで掘削。
幸い大木の根も来ていませんでした。
疲れて撮り忘れたコンクリート打設風景を飛ばして完成(笑
今回設置したのは阿波十郎兵衛屋敷さんの看板でした。
土日祝は定期公演も再開しておられますので、
足を運んでみられてはいかがでしょうか。