今回はS社様からいただいた
農業用水の管工事のご紹介です。
本体工事は数年前に他の業者さんで
済んでいるのですが、圃場から水が
漏れ出ているとのことで、掘り起こして
漏水箇所を補修するという内容です。
あと新設の給水栓・仕切弁も少々。
まずは現地でヒアリング。全部で10か所前後の
圃場を補修しないと…しかし上板の冬は風が冷たい。
(この頃が年末年始)
そして材料が届いたら材料検査。
米作りもしている身としては
自動給水栓とか羨ましいですね。
まあ盗難や誤作動を嫌って
使ってない人も多いらしいですが…
工事の取っ掛かりは試掘から。
町道下に水道等があるようなので
役所の方にも確認してもらいます。
新設給水栓の工事にまず本線から
分岐する配管を作ります。
こんな感じで圃場内を掘って配管し、
給水栓箇所へと立ち上げます。
給水栓下には松杭。基礎を打って
ボックスを設置して完了です。
新設仕切弁工事はこんな感じ。
先日導入のユニックも活躍してます。
圃場の漏水箇所確認は既設の給水栓ボックスを
一旦取り外して1つ1つ確認していきます。
水が流れ出た跡のような穴がありますね…
これらを防ぐように、ちょっと広め・深めに
止水コンクリートを打ちます。
それら本工事と並行して土砂排出のための
土壌試験なども実施。公共事業は色んな手続き、
書類関係も多くて大変ですが、色々勉強になります。
工事も終盤。剥がした舗装を本復旧。
最後に通水試験や竣工検査を受けて完了です。
ご指導ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました!