約35年ぶりの復活 じんぞく狩り

日曜日の徳島新聞に徳大で行われた

「グリーンインフラを学ぶシンポジウム」

の記事が載っていました。

水田の貯水効果の説明や海陽町での

シミュレーションなどがあったそうです。

こんな認識がどんどん広がるといいですね~

 

さて一宮での田んぼオーナーも3年目、

試行入れたら4年目に入りました。

多くの皆様に支えられながら、

じょじょ~に継続拡大しています。

それらオーナー様のご助力も活かしつつ、

今年は新たな事業として、子供会の

「じんぞく狩り」を35年ぶりに復活させました。

 

「じんぞく」とはカワヨシノボリという

小さなハゼ科の魚です。弊社目の前の鮎喰川で

このじんぞくを子供たちが川で捕まえ、

それを出汁にうどんを食べるというイベント。

出汁は土成名物の「たらいうどん」と同じです。

(あちらも最近はほとんどじんぞくでないそうですが…)

コツさえ掴めば小さな子供でも簡単に獲れる魚ですが、

協力者が減ったのか、はたまた子供が減ったからか、

平成初期の頃から開催されなくなっていました。

 

 

開催当日は台風接近に伴う増水のため、

川に入ることはできなかったのですが、

念のため前週に事前準備&調査捕獲していたのが

功を奏しまして…

 

無事じんぞく出汁のうどんを食べることができました。

子供会・婦人会の皆様もありがとうございましたm(_)m

 

一宮で住み暮らす我々にとって、川は遊び場でもあり、

農作物を育てる資源であり、ふるさとと認識できる

心の拠り所でもあります。

その恵みを子供たちに存分に味わってもらうことができた、

貴重な体験となりました。