徳島県上板町 農業用管水路 補完工事

今回はS社様からいただいた

農業用水の管工事のご紹介です。

 

本体工事は数年前に他の業者さんで

済んでいるのですが、圃場から水が

漏れ出ているとのことで、掘り起こして

漏水箇所を補修するという内容です。

あと新設の給水栓・仕切弁も少々。

 

現地調査にて漏水箇所の予測

徳島県上板町での農水管工事。現地調査状況

まずは現地でヒアリング。全部で10か所前後の

圃場を補修しないと…しかし上板の冬は風が冷たい。

(この頃が年末年始)

 

材料検収での配管接続部品。

材料検収での立会。自動給水栓

そして材料が届いたら材料検査。

米作りもしている身としては

自動給水栓とか羨ましいですね。

まあ盗難や誤作動を嫌って

使ってない人も多いらしいですが…

 

アスファルトを剥がして試掘

農水管工事、開始時の試掘

工事の取っ掛かりは試掘から。

町道下に水道等があるようなので

役所の方にも確認してもらいます。

 

エンジンカッターで管切断

新設給水栓の工事にまず本線から

分岐する配管を作ります。

 

農水管工事の配管。ボックス部。

こんな感じで圃場内を掘って配管し、

給水栓箇所へと立ち上げます。

給水栓下には松杭。基礎を打って

ボックスを設置して完了です。

 

農水管工事での仕切弁設置。ユニック車にて

新設仕切弁工事はこんな感じ。

先日導入のユニックも活躍してます。

 

給水栓ボックスをどけると漏水位置が

漏水箇所

圃場の漏水箇所確認は既設の給水栓ボックスを

一旦取り外して1つ1つ確認していきます。

水が流れ出た跡のような穴がありますね…

 

止水コンクリートの打設

これらを防ぐように、ちょっと広め・深めに

止水コンクリートを打ちます。

 

土壌試験のサンプル採取状況

それら本工事と並行して土砂排出のための

土壌試験なども実施。公共事業は色んな手続き、

書類関係も多くて大変ですが、色々勉強になります。

 

アスファルト舗装を本復旧

工事も終盤。剥がした舗装を本復旧。

 

通水試験での24時間記録

農水管工事の竣工検査状況

最後に通水試験や竣工検査を受けて完了です。

ご指導ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました!