2020年 石井組30周年記念事業 …の予定

皆様、2020年は何の年かご存じでしょうか?

東京オリンピック・パラリンピック(コロナであれですが…)、

アメリカ大統領選挙…

 

そして真打、「石井組 設立30周年」。

しれっと名刺に ~おかげさまで30周年~ と

書いていましたが、ちゃんと記念事業?も準備しております。

 

【記念事業その1 ユニック車購入】

ここしばらくユニック車(クレーン付トラック)は

レンタルでしたが、いすずさんが中古の良いタマを

見つけてくれたので購入してしまいました。

 

ロゴのカッティングシートを貼ります 横のドアも 河野さん自ら施工です

ワークサイン・河野社長自らのロゴシート施工。

看板基礎工事の打ち合わせついでにつけていただきました。

これで名実ともにうちの子です。

 

走行はたったの数千キロで新車同様なのですが、

荷台鉄板がサビサビ…ですがこれはメンテで

いくらでも綺麗になるかなと。

長い付き合いになればと思います。

ちなみに今、現場社員数より車両のほうが多いです(笑

 

【記念事業その2 事務所リニューアル?】

古くなった工場事務所の木造部分を建替えて

鉄骨2階建ての新事務所にするぜ!

と意気込みましたが、↑のユニック購入もあり

財務より自重すべしとのお達しが…

 

ただユニックを迎え入れるついでに、かなり片付けは

進んでいるので、年度が替わって落ち着いたら

空いたスペースに何らかの倉庫?はなれ?秘密基地?

を設置しようと企画中です。

 

打ちっぱなし

ちなみにゴルフ練習設備は会長が製材所内に自作済み。

 

【記念事業その3 田んぼオーナー募集!】

最後に農産事業についても新たな取組を。

たびたびご紹介してきました米作りです。

 

「農産事業 石井組のお米」

 

一宮では本当に美味しいお米が作れます。

しかし、年々米農家さんは減っています。

原因は高齢化もありますが、一番は米価の低迷かなと。

 

食の多様化や外国産米の輸入などもあり、

米価は一時期の半分という水準です。

これでは、中小の米農家はやっていけません。

他の農家さんとの会話でも「米は儲からんだろ~」

「ワシの代までで、せがれはやらんだろなあ」

みたいな言葉が毎回出てきます…

 

そこで国は大規模効率化で農地・農家の

集積再編を図っています。

徳島でも大手の農園・農業法人が何十ヘクタールという

水田を請け負って作ったりしています。

しかし、一宮など中山間地と呼ばれる地域では

田んぼ自体が小面積かついびつな不定形。

山際ではどこも仕方ないことですが、

これをいくら集積しても効率は上がりません。

(平地でも米中豪などの大陸のような効率化は無理でしょう…)

 

では中山間地では米作りをあきらめるしかないのでしょうか?

何かもっと工夫はできないのでしょうか?

そんなことを考えていたときに出会ったのが

昨年夏に社員旅行で伺っていた三上さん達の取組みです。

 

ベンチマークツアー その2

 

遊びで行ってたんではないんですよ~

まあ温泉・飲み食いもありましたが。

 

そこで取り組まれているのが水田オーナーズクラブ。

水田を丸ごと企業が借り上げることで、

栽培されたお米はもちろん、水田を社員の

研修や懇親の場として使えるというものです。

 

栽培されているお米も最高品質といえるもので、

かつ周囲の環境も都会とはかけ離れた大自然。

社員の方が行っても十分福利厚生になる所でした。

そしてそれに見合った費用を企業さんも喜んで支出します。

(経費処理にもできますし)

 

我々もそれに参画するのもいいかなと思ったのですが、

一宮の場合、田舎の部類とはいえ、徳島の市街から

30分かからないくらいしか離れていません。

都会の方が求める田舎像からすると

ちょっと肩透かしになるかもしれません。

 

ただ違う角度から見れば、日ごろ住み働いている

街から少しだけ足を伸ばしたところに

「オラが田んぼ」を持てるとしたら楽しいと思いませんか?

休みの日には成長具合を見ながら散歩したり、

夏休みにはお子さんの自由研究にもぴったりかと。

 

稲に止まるトンボ

また田んぼというのはお米の生産場所というだけでなく、

多くの生命を育んでいます。土中の微生物からミミズや

カエル、昆虫類から魚、鳥類まで。

そして多くの水を湛えることで、ダムと同じように

洪水調節機能を持ち、我々の暮らしも守ってくれています。

 

私たちの暮らしを守り、生命を育む。

そんな地域の宝である田んぼは、

やはり地元徳島の皆様と守ってみたいと思うのです。

そして収穫の時などは、一緒に祝いたいと思うのです。

 

面白そうと思った方は、ぜひご一緒しましょう。

2020年は最初のテスト的側面もありますので

あまり大規模に募集はしませんが、下記のような

予定・計画でおります。

・GW頃 田植え (今年はコロナで非公開になりそうです…)

・8月終わり~9月 稲刈り

・12月か1月~2月初旬 餅つき

・1区画1a(10×10m)で2万円(税別)、玄米40kg保証

・栽培品種はコシヒカリ、アキサカリ、ミルキークイーンなど

 (先着順でご希望に添えない場合もございます)

・オーナー御芳名を掲示(看板&HP)

・随時農作業具合のご報告など

 

稲刈りのイメージ

農機体験イメージです

BBQイメージ

BBQイメージ。子どもも楽しめます

各種体験時にはBBQや農機運転体験、田んぼサッカー?などの

併催イベントもできればと検討しています。

お米の美味しさ、農業の楽しさ、水田の多様な価値、

一宮町の魅力など、色々知っていただけたらと思います。

 

初年度でフワフワな計画ではありますが、

それでもいいよって方はぜひご参加ください。

詳細はお問合せを