11月9日、徳島市の教育委員会さんによる一宮城跡の発掘調査現地説明会が
行われたので覗いてきました。
今回は明神丸という本丸東側で4間×4間の建物礎石が発見されたとのことでした。
とりあえず聞いた説明を羅列しますと…
・出土物から1600年代前半に整備されてた?
・城には珍しい縁側?がある
・瓦が一つも出てない、板か茅葺き?
阿南の別城について板葺きとの文献があるので板葺きか?
・礎石が丸く山で採ってない。石の種類から鮎喰川上流採取で持ってきた?
・バラバラ置かれてる石は不明だが玄関まわり?雨受けよう?
間取り中部分の床下のは不明…
・硯が出土→文字書ける人が逗留
・煤つきの灯明皿→夜間もいた
・鉄釘、鉄塊→製鉄・鍛治してた?( も少し古い時代だが)
徳島市では国史跡指定に向けて、令和3年度まで調査をしていくそうです。
麓には一宮神社・大日寺もあり、ちょっとした名所になれるポテンシャルは
ありそうですね。駐車場不足とか、環境保全の問題はありますが。
地元企業としても保存会の皆様と連携し、引き続き協力していきたいと考えています。