7月に入り高卒求人の求人票送付が始まりました。
弊社でも県内の各学校に訪問させていただいています。
時代の転換点に差し掛かっているのもあるのか、
人手不足が膨らんで正に金の卵の取り合いですね…
そんな矢先こんな記事が。
☆☆☆☆☆☆
就活情報サイト「底辺の職業ランキング」に批判殺到 12の職を羅列…
運営会社は削除し「事実関係を確認する」(J-CASTニュースさん)
☆☆☆☆☆☆
で、我々が該当する「土木・建設作業員」は
堂々の1位にランキングされていました。
さらに一緒に現場で働く「警備スタッフ」が2位、
資材を運んでくれる「トラック運転手」が7位だそうです。
何を持ってランク付けしているのか知りませんが。
特徴として ①肉体労働である ②誰でもできる ③同じことの繰り返し
デメリットとして ①年収が低い ②結婚の時に苦労する ③体力を消耗する
だそうです、いやはや。
弊社の実感としては、
・肉体労働 → 土工は重機メインなのでそこまでの重労働ではないです。
ただ重機の入れない小規模現場は、筋トレ愛好者に好まれますw
・誰でもできる → ミリ単位で木造・コンクリート造の構造物を
指定通り仕上げられる人がどれ位いるでしょうか。年月を経て蓄積された
現場の職人さんの技術にはまだまだ機械・AIも及びません。
管理や環境測定などは物理・化学の知識も要し、
誰にもすぐできる仕事ではありません。
・同じことの繰り返し → 現場目線では案件毎に材料も構造物の形状も気候も全て違います。
それにスポーツ選手にしろ、プロ棋士みたいな仕事にしろ、繰り返しのない仕事など存在しないかと。
・年収が低い → 建設分野に関しては高いと思います。挙げられていた職種の中には
もっと改善すべきものはあると思います…
・結婚の時に苦労 → 弊社は21歳島川君を除き全員既婚です。
・体力を消耗する → 命を削るような体力消費はないでしょう…蟹工船か。
心を消耗するよりは適度に体を使った仕事は健康になります。
管理系職種でもクラウド化の恩恵で年々残業時間は減っています。
ただ、このような記事を書く人間がいるということは、これまで少なからず
そういう「ブラックな実態であった」、そういう「イメージで引続き見られている」
という点は、業界としてあると思います。
だからこそ今その職業についている我々は、より一層の現場環境・処遇の改善と
やりがい搾取ではない、真の意味でのこれらの仕事の必要性・楽しさといったものを
アピールしていかないといけないのかもしれませんね。
というところで、就活学生さんの石井組への会社訪問・面接希望、受け付けております。
先日1人来てくれましたが、夏休み中などまだまだ受付中です!