今日は藍住の建設会社さんからいただいた河道掘削現場のご紹介です。
河道掘削とは、川の中に堆積している土砂等を取り除く工事です。
堆積物が多くなると、大雨時などに水位が上がりやすくなり、
洪水の危険が増してしまいます。街の安全を保つのに重要な公共工事です。
ちなみに「浚渫(しゅんせつ)」という言葉もよく聞くと思いますが、
「掘削(くっさく)」との違いは曖昧みたいです…
自治体によっては「あえて区別するとしたら、川底に後から
溜まったものを除去する場合「浚渫」で、もともと川底であった地層を
除去する場合「掘削」ということになるのではないでしょうか」
とされているところもありました(丹後土木事務所さん)。
さて、まずは堆積した土砂上に生えた植物の伐採とゴミの回収。
いやはやゴミが多い多い…飲食容器から電器製品、自転車、
果てはエッチなビデオまで…VHSのパッケージが
放置年数を物語ります。ゴミは適切に処理しましょう。
掘削は堆積土の上に鉄板を敷き、バックホウ→ダンプで運搬。
レベルセンサーで高さを図りながら掘削していきます。
堆積土の中からはよく蟹さんが出てきました(これかな?)。
逃がせるものはなるべくリリース。
でも鳥さんが狙っています。
搬出路清掃などが残りますが、ほぼ完了。
近隣の方には回り道など、ご協力いただきありがとうございました!