今日は古くなった排水路擁壁の維持改良工事のご紹介です。
別の建設会社さんが請けておられたものですが、
ご事情があり工期的に手が付けられないとのことで
弊社にご依頼いただきましたm(_)m
コンクリートはきちんとした配合・施工とその後の保守管理が
されていれば半永久的に持ったりもしますが、現実的には
50年くらいで補修・建替えが必要という場合が多いようです。
高度成長期から半世紀が経ち、当時作られた社会インフラも
老朽化が目立ち、これからは新設よりもそれらの補修類が
忙しくなるかもしれません。
さてまずは現状。大きなひび割れが走っています。
とりあえずこの部分を撤去します。
カッターを入れてアイオンブレーカーで破砕撤去。
お隣が農地なので養生も忘れずに。
続いて鉄筋・型枠組み。ここの精度も長持ちする
コンクリート作りに影響してきます。
そして打設。シュートを使って狭い擁壁幅に流し込みます。
コンクリートバイブレータや型枠を叩いて気泡を除去し、
強くてキレイなコンクリートに仕上がります。
こんな感じで完成。
高所・水路内での脚立使用など、危険が伴う現場でしたが
今回も無事故で施工できました。